南海電車浜寺公園駅惜別情景(付・諏訪ノ森駅)

南海電車の浜寺公園駅は知る人ぞ知る明治期の木造建築の傑作で、のちに東京駅を手がけることになる辰野金吾博士の第一作だとも言われている。 明治40年7月の完成と記録にはある。 僕が小学生時代、2年間を泉大津で暮らしたのは既述のとおりだが、その頃とてこの駅舎の風格には心惹かれるものはあった。  さて、僕が写真を撮影し始めた当初・・この駅を撮影した写真だ。 駅舎正面・・ 当時の50ミリ標…

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福岡市・貝塚公園のナハネフ22

30年近くぶりに九州を訪問した。今回は時間的経済的制約の中だったので福岡・熊本で鉄道の側面を眺めたに過ぎないが、その中でどうしてもここだけは見ておきたかった場所があった。市営地下鉄と西鉄貝塚線=旧宮地岳線の接続駅である貝塚駅すぐ近くの貝塚公園だ。そこに、かつて「かいもん」で使われていたナハネフ22が保存されていると聞いていたからだ。 8月20日、午後から福岡入りした僕は、最高気温が40℃…

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今、改めて関西の103系電車。

103系電車はJR東日本から消えても、まだまだ・・JR西日本エリアには大量に残っていると・・思っていた。けれども、ここ数年の近郊型電車の大量投入により通勤型103系を置き換える、JR西日本ならではのサービスアップが行われ、結果として今残っている103系電車は線区によっては風前の灯・・ このあたりで思い出と共に現況をルポしておきたいと思う。まずは古い写真から。 昭和51年、塩屋駅東方で撮影し…

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阪急6300系三態

阪急6300系が通常の特急運用を追われ、いったん引退したのは2009年で、そのときの追悼文は過去ログをご覧戴きたい。 思い出の阪急6300系特急 阪急6300系 僕は、国鉄117、名鉄7000、京阪3000、南海11001とこの阪急6300に関しては、他の名車と一線を画する車両と認識している。彼らの共通点は転換クロスの二扉で、名鉄・南海の一部運用を除けば特別料金不要で気軽に乗れる優等…

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21世紀にキハ20系列を見る。

21世紀もいつの間にか11年を経て2012年になった。その21世紀の、それも10年以上を経た今、僕が国鉄の名車の一つに上げるキハ20系列が今も見られるというのは、これはまさに奇跡だろう。 昨夏と今春、私鉄2社を訪ねたのはやはり、キハ20系列に会いたかったためだ。会えれば由、もちろん乗れればなお由であり、何よりもその姿を見ることを最大事に現地へ向かった。 昨夏に訪問したのは東日本大震災…

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