小型軽量大出力の電動機を搭載、EH10 に近い大出力機関車がEF60だ。
従輪を持たず、F級だが車体はEF58やEH10よりは随分コンパクトだ。
一回だけ撮れたEF60 トップナンバー。
加古川駅で。
クイル駆動の一時量産機、EF606。
法華山谷川にて。

宝殿駅側線、高砂工場への入場車両を牽引するEF608、この初期型は当時はこういった部内用の運用につくことが多かった。
後ろはスハ14、オハネフ12、キハ20あたりだろうか。

こちらは同じ高砂工場入場車両牽引でも宝殿を通過していくEF6059 、三次量産機だ。

その列車の後追いだろうか、EF60同士が離合する。
キハ35が目立つ。

EF6042 、二次量産機で、ここでクイル駆動を諦め、ツリカケ式に戻った。
EF6040、夢前川橋梁。
EF6018 、宝殿駅構内。
橋梁部材の輸送中だろうか。

EF60115、法華山谷川にて。
EF60の最終形態、5次量産機、たくさんやってくるEF65一般形との区別がつかなかった。
EF61形、EF60 をベースに旅客用とした機関車で、本来はEF58の後継機として想定されていた。
しかし、地元ではEF58は特急牽引を譲らず、したがってEF61の特急牽引を見たことがない。
正面はEF60 初期量産型、側面はEF60最終形態でなぜかカッコよく思えたものだが、なにせ両数18両と少なく出会うことがほとんどなかった。
法華山谷川、EF612、荷物列車を牽引。
EF612の側面、法華山谷川。
貨物列車を牽引して宝殿を通過するEF615。

EF65、とにかく両数が多く、うじゃうじゃいる感じだった。
今でいえばEF210に相当するだろうか。
一般形から。
EF65はEF60後期と比してあまり変化なく、制御装置が変更されたことは、外からは見えない。
それならEF60各種は変化が激しく、そこで形式の変更なく、EF65で形式の変更があったのが個人的には謎でもある。
EF65一般形。
姫路で初期量産機、EF652。
EF65には試作機というものがなく、いきなり量産に入っている。
ところが制御機の故障が相次ぎ、かなり大規模な設計変更と既存機の改造を行った吉。
EF6598、宝殿駅にて。

EF65108 、加古川土手を駆け上がる。

EF65122、宝殿駅にて。

EF65132、東加古川・加古川間。

EF65-500番台、旅客用P型と貨物用F型があるが、なぜか番号は続きで特に区別はしていない。
所属区が異なるから特に問題もなかったのだろうか。
宝殿の名勝、石の宝殿を背景に走るEF65500台、517と読めるように思える。

東京への寝台列車「富士」を牽引して深夜の宝殿駅を通過するEF65512。
とにかくカッコよく思えた機関車だが、関西では本当に見ることが稀だった。

EF65-1000番台、旅客にも貨物にも使えるオールマイティ、EF65の最終形態で今現在も活躍する。
この機関車もめったに見ることはなく、むしろいま現在のほうが良く見ているのかもしれない。
東加古川・加古川間EF651001。
今も保存されている機関車だ。
サロンカーなにわを牽引するEF651125 、東加古川・加古川間。

加古川橋梁、特急「あかつき」を牽引するEF65PF、番号不明。
この頃になると、EF58 は順次退役し、EF65PFが寝台特急を牽引していた。

14系リゾート客車を牽引して垂水駅を通過するEF651125。

鷹取で検査した「ゆうゆうサロン」客車を牽引するEF651131、朝霧付近。

寝台特急「なは」を牽引するEF651093、塩屋付近。
塩屋にてJR貨物標準色のEF652068(旧EF651068)
JR貨物はEF65最終の全般検査で塗装を国鉄時代のものに戻した。
やはり国鉄時代の塗色は見ていて力強さ、風格がある。
朝霧にて、EF652068の塗装復帰後の姿。
「特別なトワイライト」を牽引するEF651132。
大蔵谷駅で。

国鉄荷物列車の極最晩年、老朽化したFE58をEF62に置き換えた。
信州の山から下りてきた機関車が平坦路線を走る・・
宝殿駅を通過するEF6229。
EF66、EF200以降はまた次回の機会に。
このタイムスリップしてしまう過去に迷い込んだ世界観をいつも期待しています
ありがとうございます!
ブログのオワコン化が叫ばれる中、続けれらる限りは続けて行こうと思っています。
今後とも宜しくお願いいたします。
余談ですが自分もこうさんと同じで宝殿中学校出身ですが世代としては駅北口が当たり前のようにあるものだと思ってる年代なので北口開発段階の写真を見たときは衝撃を受けました