確かD850と同時に発売されたものではなかったか・・
で、梅田の中古カメラ屋を久しぶりに覗いたら、ワタシが普段、鉄道写真に使っているDXタイプレンズの、マイクロニッコールDX40ミリの出物があった。
準新品、保証書付きで通常の中古よりはやや高いものの、これは「買い」と判断したわけだ。
すると、このレンズだと「デジタイズアダプター」がそのまま装着できることに気がついた。
そこで、さすがにこの手のものは中古カメラ店にはなかったので近くの大手カメラ量販店に向かう。
冷やかし程度に話だけでも聞いてみようと思ったのだが、応対してくれたSTAFFは非常に知識が豊富で、しばし話をした後「たぶん、在庫ありますよ」と言って、探してくれた。
これはもう買うしかない・・・
そうして持ち帰る直通特急の車内からもう楽しみになってきた。

帰宅して早速、これまで露出が不足気味のポジやネガのうち、好きな列車が写っているものをスキャン・・というか複写してみた。
使える!
この商品の売価はたかだか15000円少々で、なぜいままで、その存在があるのを知りながらも手を出さなかったか後悔もする。
これならこれまでのスキャナーでは表現できなかった写真が蘇りそうだ。
せっかくなのでコダクロームで露出不足という、これはさすがに当時としては無謀だった撮影のコマから・・
名鉄をアップしてみる。
河和線阿久比と椋岡の間あたりだろうか。
椋岡という駅は廃止されて久しい。
ここで撮影したコダクロームの露出がかなりだめで、撮影時刻も夕方に近かったのだろうが、トライエックスなら十分に撮影出来たシーンだ。
パノラマカー7000系白帯車が行く。
その後追いだろうか。
こちらは7000系の一般車、7037と読めるがはてさて・・
パノラマデラックス8800系のサイド。
パノラマデラックスが去っていく。
OR系と呼ばれた3900系が4連で行く。
こちらは富士松駅近くだと思う。
肝心のお顔に継電箱がかかっているが、7500系と7300系が出会う。
7500系のサイド、美しい電車だ。
同じ編成の反対側だろう。
5700系、6連貫通編成。
以前にも出しているが再スキャンしてみたパノラマカー7000系のシルエット。
犬山橋。
7300系、露出アンダーの典型的な写真だが、荒れはするもののなんとか見られるようになった。
犬山の看板を付けた新鵜沼行き白帯車特急。
新鵜沼駅に引き込まれて行く・・
こちらは7500系。
岡崎の看板を付けた、通常の7000系による特急。
8800系がヘッドライトを強くしてやってくる。
石刀駅近く。
7500系7515が来た。
看板が大きくて目立つ編成だ。
7515のサイド。
こちらは登場したばかり5700系トップナンバーだ。
犬山駅の夜景。
7500系の河和特急。
5700系。
6800系だろうか。
7300系と5700系が並んだ。
OR7300系は常滑行き急行だ。
こちらは原版がネガだ。
神宮前駅の夜。
白帯車の犬山行き普通。
それの後追い・・白帯車は朝・夜にはこういった運用も見られた。
弥富行き準急は7000系。
本来の特急運用、白帯車の河和特急。
ポジ原版に戻って支線を・・
八百津線の風景を行くキハ10形。
三河線末端区間のキハ10形2連。
西中金付近を行く、HL3750形。
この小さく安価なアクセサリーは、本当に保有するフィルムを再現するだけでなく、補正、修整を加えれば当時はプリントを諦めていたカットにでも応用できることが分かった。
パノラマ先輩後輩の連結部分をデジタイズアダプターで再現。
最後に、何処の駅か分からない・・・小駅を通過する7500系を。
魂当時としてはほとんど不可能だった夜の列車走行シーン、それでもシャッターを押した自分自身。
それだけ、パノラマカーが好きだったのだろう。
スキャンではなく、好っきゃん、名鉄パノラマカーだ。