記憶にうっすらとあるのは「前も撮影した場所で撮ろう」といったものの、その場所の記憶も曖昧で、結局は最初に行った場所を見つけられなかった。
特急「ひだ」がキハ80系で金沢へ乗り入れていたのは昭和60年3月まで、トワイライトエクスプレスが走り始めたのは当初は臨時列車として平成元年からで、今回の記事でこの両列車の写真があり、昭和57年ごろと471系の列車の塗装が変更されているので平成2年ごろに倶利伽羅駅に降り立っていたのではなかろうか。
まずは古いほうの写真から。
長野経由で金沢と上野を結んだ489系「白山」
この日は霧に覆われていた。

こちらは北陸本線特急「雷鳥」485系ボンネットタイプだ。
EF70が貨物列車に健在だった。
霧の中を行く貨物列車。

EF81の牽引する貨物列車、このネガは劣化が激しく復元しきれずにモノクロ変換している。
急行間合いの普通列車。
471系だろうか。

特急「ひだ」
この頃は金沢と名古屋を高山本線経由で結ぶ列車でもあった。

特急「日本海」
EF81117、ヘッドマークが省略されていた時代の記録でもある。

「日本海」の最後尾、24系客車。
自分が手掛けていた車両が目の前を走る。
ある意味では至福の時でもあった。

二度目に訪れた時は霧は僅かだったが曇りであまり良い雰囲気ではなかった。
この時に駅を撮影している。
倶利伽羅駅。
ホームに停車するのは車体更新413系。
車体色が明るくなった急行型電車が普通として走る。
後追い。
特急「北越」
ニューカラー、JRの北陸本線への意気込みを感じられたころ。
ボンネットタイプが先頭だ。
後追い、貫通型200台、新塗装はこちらの方が似合っている。
トワイライトエクスプレス。
EF81114が牽引する。
霧が出ていなかった分、ソフトフォーカスを使ったが・・
24系客車も一部は大幅に手を加えられた。
まだ、サイドの帯は黄色だけで縁取りのなかった頃だ。
電源車が去っていく。
この場所は今でも通過するときにはどこで撮影したのか‥探してみるのだが見当もつかない。
いやそれよりも、もうここで降りることもないのだろう。
走っているのが521系と日中は僅かな貨物列車のみだ。
霧の中を行く485系特急「加越」
