そう思うと気が滅入る人もあるかもしれないが、夜の長さを楽しむのもまた一興。
という事で鉄道の夜だ。
日が沈む・・
夜の始まりでもある。
沈む太陽を見て和田岬線送り込み回送列車が舞子・朝霧間を行く。
太陽が沈み、夜が完全に支配するまでの時間こそ、写真を趣味とする人たちの最も熱くなる時かもしれない。
新幹線ドクターイエローが夕空に向かう。
神戸市西区・
山陽電鉄江井ヶ島、池の傍を帰宅列車が行く。
観光特急は独特のシルエットを瞼に焼き付けていく。
阪急「雅洛」新淀川橋梁。
40年ほど前の山陽本線宝殿付近、快速電車が夕空をバックに上っていく。
ASA(今のISO感度)400カラーフィルムが登場、当時の単焦点35ミリF2によって撮影出来た作品。
神戸電鉄市場・小野間、通称、垂井の里を行く1100系電車。
2ドア車体は一種の旅情のようなものを感じさせてくれる。
加古川線加古川橋梁・・103系電車が走る。
夜までもう少しだ。
神戸市西区伊川谷・・新幹線が夕闇に支配される寸前の野山を駆ける。
明石市江井ヶ島、ドクターイエローと月。
夜の帳が降りた和田岬線、兵庫運河に車体を反射させていく103系電車。
この世のものとは思えぬ風景だった。
阪神なんば線淀川橋梁を行く近鉄電車。
都会の夜の始まり。
夜・・まだ宵の口だ。
小諸市、しなの鉄道115系、ささやかなライトアップイベントを見て走る。
JR神戸線舞子付近、223系快速が行く。
車内は帰宅客でそれなりに混雑しているはずだ。
明石海峡大橋の夜景を背景に山陽電鉄5000系の直通特急が行く。
JR四国、高徳線・鳴門線の分岐点、池谷駅。
キハ47が闇の中へ去っていく。
札幌市、新札幌付近。
北海道でもこの辺りは大都会の副都心。
乗客を満載した帰宅電車が行く。
会津若松駅の夜。
さすがに夜になると駅周辺では寂しさが募る。
駅の煌々とした灯りが嬉しい。
嵐電嵐山駅、まだ賑やかな時間帯。
明石市江井ヶ島、夜の新幹線。
地上時代の山陽電鉄板宿駅。
都会の保存機関車の夜。
今秋よりライトアップがなされるようになった神戸駅前のD511072。
夜の垂水駅を団体専用列車が駆けていく。
サロンカーなにわ。

青函連絡船「十和田丸」出航。
函館港にて。

時刻はすでに深夜、EF81牽引貨物列車が山陽本線に乗り入れる。
明石駅。

嘗て夜の主役は寝台列車だった。
新大阪駅「日本海」

門司港駅「ながさき」

大阪駅「きたぐに」

震災前の阪急三宮駅。
サンセット通りと言われた阪急北側の繁華街。
宝殿駅を夜行列車が通過する。
「富士」
同じく「鷲羽」

長い夜も明ける気配がする。
始発を待つ電車。
小郡駅、宇部線。

連絡船の夜行便からの乗り換え客を受ける予讃本線・土讃本線の夜行列車。
高松駅。

夜行鈍行「ながさき」が門司港から早岐を経て長崎本線旧線、大草駅に着く。

スハフ42から海が見える。

始発の気動車列車が行く。

山陽新幹線の夜明けだ。
700系が行く。

名古屋車両区の朝。
近鉄冨吉検車区の朝。
特急回送が行く。
小諸の明け方。
現存唯一の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」
須磨海岸を西へ遠ざかる。

夜明け前、朝霧駅を通過するEF510牽引貨物列車。
「サンライズ瀬戸・出雲」舞子・朝霧間を行く。
塩屋海岸を行く「サンライズ瀬戸・出雲」
列車の乗客で何人がこの風景を見ているだろうか。
しなの鉄道平原の凍てついた明け方。
しなの鉄道、始発は5連だ。
雪と氷の世界に停車する。
水を張った田んぼの向こうを上がったばかりの太陽に照らされて「サンライズ瀬戸・出雲」が行く。
