もとより、鉄道に関する縁ではないし、趣味活動としていくべき筋合いのものではないが、例えば所用の合間、朝夕などホッとして線路際で電車を見ることも出来る。
ちょうど、しなの鉄道では国鉄→JR東から引き継がれた115系電車が最後の活躍を続けていて、しかも様々な塗色で走っている。
思いもかけず、時として115系電車を堪能する機会ともなった。
11月3日撮影、この日は午後から暇を得、浅間山の良く見えそうな場所で撮影をしてみた。
しなの鉄道標準色の115系と観光列車「ろくもん」が出会った。
最初に小諸に行ったのは7月14日、我が地元の西明石から新幹線「ひかり」に乗り、名古屋で「しなの」に乗り換え、さらに長野からしなの鉄道115系に乗って着いた小諸は遠かった。
ここに来たのは若き日、今から40年ほど前のことだ。
上田駅にはコカ・コーララッピングを施された115系が停車していた。
実はコカ・コーラの本来の宣伝用ではなく、国鉄が車体ラッピングを始めたごく初期のデザイン広告で非常に人気が高く、わざわざクラウドファンディングを実施して復元されたとのこと。
現地に事情に疎い僕は、この色の意味がよく分からなかった・・・修学旅行電車の復元にしては側面が違う・・・
なんと、台湾鉄路の「フユマ号」カラーだそうだ。
小諸駅で、懐かしい・・思わず叫んだ。
かつての長野支社の標準色「あさま色」に塗られた115系。
小諸駅で目の前を湘南色の115系が。
この電車には帰路に乗ることも出来た。
長野駅で。
次に小諸を訪れたのは10月1日だ。
だがこの日は小淵沢で所用があり、小海線で小諸に着いたのは夜になっていた。
翌朝、泊まったホテルすぐ近く、朝の時間帯に少し撮影ができた。
小諸駅には標準色の電車と並んで紅い電車が停車している。
紅い電車はコカ・コーラ電車だった・・朝の長野行きだ。
現場には数人の鉄道ファンがいた。
伺うと、この電車はこの日が最終運行とのこと、その出発のシーンを見られたわけだ。
湘南色115系、長野管内は国鉄時代に115系1000番台に統一された経緯があり、経年も新しく接客設備も整っている車両がそのまま、しなの鉄道へ譲渡された。
それゆえ、今日まで使用に耐えたのだろう。
横須賀色、スカ色と呼ばれる塗り分けで、115系としては中央線系統に使われていた。
ファンには「山スカ」と呼ばれる。
しなの鉄道標準色。
新型SR-1系が入ってきた。
この日、午後は天候が回復した。
午後の暇に・・
小諸南町辺りで・・・
スカ色電車と浅間山系のコラボ、古城地区の様子も。
10月12日、この日も朝は曇っているというか、ここは山の中腹でもあるので霧がかっているというか・・・
湘南色の3連。
後追い。
10月13日、旧しなの色。
標準色、国鉄系の塗装と比べると複雑な塗り分けだ。
山スカ色。
旧しなの色を駅で。
11月3日、午後には暇を得、初めて小諸駅から西へ繰り出した。
といっても一駅だが・・
平原の駅舎・・といっていいのか・・この手の駅舎は北海道でよく見た。
浅間山が良く見える。
僅か一駅で得られるこの風情。
しかし、しなの鉄道標準色はこの色彩の中では目立たない。
この日は標準色しか来ない・・・
と、思ったら観光列車「ろくもん」と標準色の車両が出会う。
115系が行く・・・
この方向は高峯山か。
平原駅を通過するSR-1系快速。
ついでに軽井沢まで足を延ばしてみた。
行き止まりの線路が悲しい・・・
11月12日、小諸駅に停車する湘南色編成。
11月13日、小諸のホテルにて。
浅間山を背景に始発電車が長野へ向かう。
翌11月14日は霧が出て山の姿ははっきりとは拝めない。
湘南色と標準色の編成が行く。
スカ色の編成が来た。
この日も午後から晴れた。
小諸駅すぐ近くにて「ろくもん」
後尾・・乗れる可能性のある列車だったがあとの予定のため断念した。
次回機会のある時はぜひ。。。
電車に乗ろうとホームに行くと「あさま」色の電車が停車していた。
思わず小海線ホームまで行って撮影。