よく行く大阪線の長谷寺付近とは異なり、特急列車も短編成だったが、狭幅特急車も走るなどの面白みはあった。
10100系、新ビスタカーの奈良特急。
18000系ツリカケ特急車。
18200系、ミニエースカー。
18400系ミニスナックカー。
通勤車両も近鉄初期高性能通勤車の面影を残していた。
これは、京都線の規格拡大がまず通勤車に適用されていたため、奈良線からの転属車で占められていたのだろうか。
奈良線系統最初の大型車、900系911。
8000系8031。
8000系8588橿原神宮急行。
8000系8562、配の看板を付けている。
国鉄でいう配給電車のようなものだろうか。
並行する国鉄片町線をキハ20・10の2連が行く。
通勤幹線の風格を漂わせる近鉄の真横で如何にもローカル然とした列車が行く。
国鉄祝園駅。
至近距離にある国鉄線の時代が20年ほど違うような錯覚に陥る。
その2年ほど後、訪問した時の記録。
900系のトップナンバーが行く。
特急車、10100系は引退した後で、見ることは叶わなかった。
18200系から。
2連の京伊特急。
その特急の前頭部。
特徴ある屋根の形が目を引く。
こちらは4連の18200系京伊特急。
18400系。
18400系京奈特急。
新祝園の駅を通過する当時最新の8810系。
その後追い。
国鉄奈良線はキハ35シリーズの時代に入っていた。
通勤タイプになったとはいえ、かえってうら寂しさを感じるキハ35では、近鉄に存在感は示せなかっただろう。
12200系特急のサイド。
時折、近鉄。あるいは学研都市線と名を変えた片町線で通過するところではあり、車窓からは当時とさほど変わらぬ雰囲気が感じられる。
近いうちに再訪したいところではある。
18200系特急の後追い。