甘木の半円形電車・・西鉄200形

半円形の正面デザインを持つ電車といえば、南海の黎明期、それに阪神の急行用小型車、大軌(今の近鉄奈良線)の開業時の電車など、関西の大手がこぞって制作したもので、それは大出力の高速用電車やロマンスカーなどの少し前の時代、明治、大正から昭和初期にかけての流行であったのだろうかと思う。 国鉄に目を転じれば機械式気動車キハ07一党がそれにあたるだろうか。 流線型というには車両正面が垂直に立ち…

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北陸線の格下げ近郊型電車3兄弟

先だっての転クロ2ドア3兄弟の続きではないが、今回は北陸線で今も走る近郊型3兄弟の話題。 国鉄はその末期に、いったんは客車列車の近代化と称して50系客車を導入し、それを広めていったわけだが、客車では短編成、頻発運行の電車形ダイヤを実現するのが難しい。機関車はその購入にも維持運用にも多大なコストが必要であり、その後ろに繋がる客車の編成を少なくしてもコストの大幅な減少には繋がりにくい。電車だ…

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下津井電鉄

僕がようやく鉄道の写真を撮影できるようになったころ、日本のナローはその終焉の時期、それもすでに末期に入っていた。そんな中で、関西から比較的近く、しかも比較的近代化されていた下津井電鉄は僕らの格好の趣味の対象になってくれた。 最初に訪れたのは昭和52年ごろか。茶屋町まで宇野線電車で行き、そこからバスに乗車したが、茶屋町駅のバス停は鉄道の駅の風情がそのまま残されていた。バスは鉄道代替とも思え…

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