転クロ2ドア3兄弟。

国鉄末期、国鉄はそれまでの東京中心の思考回路から抜け出し、地方のカラーを創造して利用客を呼び込む作戦を始めた。その第一歩は九州に登場した転換クロスの快速気動車キハ66だったのだが、やがて、その流れは2ドアセミクロスの仙台地区417系電車を生み出す。 そして、さらに、私鉄からの攻勢に悩まされる関西において、画期的なオール転換クロスシート、内外装も特急並みのグレードを確保した117系電車とな…

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神戸3社相互乗り入れの思い出。

神戸高速鉄道が開通して以来、神戸の標準軌鉄道三社は、お互いの隅の区間で相互乗り入れを行っていた。阪神と山陽、それに阪急と山陽である。 区間は阪急六甲(折り返しは御影駅構内西方)もしくは阪神大石(免許の上では阪神御影)と山陽の須磨浦公園駅西方までだった。 阪神と山陽がその相互乗り入れ区間をお互いの本線全区間に延長し、いまや両者の直通特急はこの地域における新しいブランドとして成長してい…

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夜の大阪駅

いつ頃の写真だろうか、深夜の大阪駅の情景が出てきた。同じネガに伊豆方面の列車が写っていることから考えて昭和53~4年ごろではないかと思うのだ。 僕は友人との旅行に「銀河」を待っている。そのときのスナップだろう。 夏の夜、大阪駅はけだるい空気の中にも、これからの旅への期待が静かに漂っている。東へ向かう長距離列車の乗り場である11番、10番あたりのホームにはことさらにその期待感が強いよう…

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