新潟の私鉄電車、蒲原鉄道・新潟交通

僕が新潟に下車したのは国鉄改革の前年だから昭和61年の夏になろうか。このときの旅行では大阪駅から「きたぐに」に乗車、新津で下車してまず、蒲原鉄道を目指した。 朝、親不知の辺りで目が覚めると雨だ。それも相当降っている。 雨はそのまま降り止まず、それでも、僕は「蒲原鉄道へ行くなら朝の3連」との意志は曲げず、磐越西線に乗り換えて五泉へ向かう。五泉で停車していたのは古風な単行電車だった。今思…

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列車愛称戯言

国鉄の列車に愛称が登場したのは、正式な記録では昭和4年9月15日のダイヤ改正からである。東海道・山陽本線を走っていた2往復の特急列車に愛称がつけられた。このときの名称は1・2等特急が「富士」3等特急が「桜」と命名されている。ついで、昭和5年10月1日は、東京・大阪間を9時間で結んだ超特急「燕」が運転されている。 しかし、列車の愛称としては実はこれがわが国で最初のものではなく、南海鉄道・・今…

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国鉄の名車

  名車という言葉をよく耳にする。優れた車両とでもいうべきだろうか・・単に優れているというよりも社会に大きな影響を与え、それを見る人々に時代を感じさせた車両とでもういうべきかもしれない。 たとえば、クルマの世界、国産車で名車といわれる車は「スカイラインGT-R」「TOYOTA2000GT」といった、実用性よりは憧れの車がそう呼ばれることが多い気もするし、逆に保守性に難のあるクルマ…

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